事例詳細

コントローラー部・ドライブ部・モーター部の3構成から成る、パワーアシストスーツ用のDCモータドライバを開発した事例です。

お客様よりご相談いただいた要望は下記の通りでした。

・装着時の負担を減らすため、基板・筐体ともに小型化を最優先とする
・汎用のDCモーターを駆動するためのドライブ回路を組み込む
・3つの構成機器を接続した上で、総合的な動作検査を実施し、品質を担保する

パワーアシストスーツは装着性が最重視されるため、ノイズ・発熱を考慮した上で、部品レイアウトを徹底的に見直しました。これにより、モータードライバの大幅な小型化を実現できました。また、確かな品質を担保するため、専用治具を製作の上、総合的な動作検証をスムーズに実施する体制を整えました。

結果として、要求された「小型化」と「動作の確実性」の両立を実現し、組込み先であるパワーアシストスーツの軽量化・装着性向上にも大きく貢献することができました。